人事システムJi&Ji

システムのイメージ

機能詳細

① 目標管理（Management By Objectives）が中心

目標管理が人事評価の重要な要素となります。目標設定と目標面談、中間時点での面談、終了時の評価面談を上司と行います。このサイクルを年2回（上期・下期）回します。
目標設定は担当業務の業績や成果、そのプロセスによる人材の成長、管理力やチームワークなどを設定します。

目標管理の課題

目標管理の普及・浸透には、目標の難易度や結果の評価に個人の主観が入り易いことが課題となります。

例）目標：高め・自己評価：低めの人、目標：低め・自己評価：高めの人

課題解決

• 目標に対する「達成時ランク」を設定し、目標面談で難易度を上司と合意する運用とします。
• 目標面談シートの各項目を「情報公開」できる機能を活用し、組織内の目標の難易度と達成時評価のレベル合わせを推進します。
• 「承認者機能」：面談者の上位の者が「承認者」として、組織内のレベル合わせを行うようにします。

目標管理 無料版

② 昇給・賞与の部門内評価から全社評価への流れ

目標管理の評価面談を受けて、賞与評価の手順をサポートします。部門内評価を組織の大きさに合わせて２段階構成とし、最終の全社評価を行います。各評価毎にランク別の出現率を表示し、バランス調整が可能となります。

評価基準日の組織・役職で実施（夏季賞与：３月末、冬季賞与：９月末）

部門評価Ⅰ（部レベル）

• 出席者：マネージャ・部長クラス
• 目標管理の評価結果（上司）の自動取込み機能
• 評価ランクの出現率チェック（全社ガイドライン）と調整（個人情報参照）

部門評価Ⅱ（事業部・統括部レベル）

• 出席者：部長・事業部長・統括部長クラス
• 評価ランク別の出現率チェック（全社ガイドライン）と調整（個人情報参照）

全社評価機能

• 出席者：事業部長・統括部長クラス＋役員
• 全社調整と支給額シミュレーション（賞与の掛け率調整、昇給の月額・年額算出）
• 給与システム向けデータ作成、決裁用帳票作成（内部統制）

③ 人事審査会（昇格）の運営機能とデータ提供

部門向け情報提供（部長・事業部長向け)

• 推薦者の選考条件確認（評価の履歴、過去の審査会、人事異動、勤怠等）

審査会運営（審査会開催日登録・選考者割り当て・スケジュール表作成）

• 審査会向け個人情報の登録（ＰＤＦ登録：上司推薦書・自己ＰＲ・業務経歴）

審査会サポート（審査員向け情報提供）

• 個人情報：目標面談シート・人事異動履歴・人事審査会履歴・総務事項・給与情報・勤怠情報・社内イベント参加情報

審査会サポート（運営者向け機能）

• 結果の登録、決裁用帳票作成（内部統制）

④ 他システム連携（給与システム・勤怠システム等）

給与システム連携

• 月次給与・賞与情報のシステム取込み（給与テーブル突合・賞与額突合）
• 昇給時に月額・年額のシミュレーション（残業含む）、CSVインターフェイス
• 賞与時に予算との調整機能（支給係数 小数点２桁）、シミュレーション機能

勤怠システム

• 勤怠情報の月次取込み（出勤時間・退勤時間・労働時間・残業時間・休暇）

その他

• 社員マスタ・身上異動・人事異動等のCSV取込み機能
• 教育受講・資格取得・主要試験の受験状況：CSV取込み機能

⑤ 社員マスタと人事異動・総務事項の登録

社員マスタの管理

• 全社員の最新情報を管理（所属・役職・資格・ＩＤカード・メール・住所等）
• 社外要員の登録（ＩＤカード・メール等の管理）

人事異動情報の管理

• 昇格・降格・役職離任・契約（役職・資格の異動）
• 配属・所属変更・兼務情報・組織変更・部門名変更
• 期日管理による最新情報の社員マスタ登録

総務事項情報の管理

• 入社・退社・契約更新・雇用条件変更
• 出向・休職の管理
• 身上異動（結婚・出産・逝去・扶養等）、住所変更（通勤手当・住宅手当）

➅ チームワーク重視の簡易360度評価

チームワークに特化した３６０度評価（人事考課的な項目なし）

• ”一緒に仕事をしたい人” “頼りになる人” “サポートしてくれた人” を投票する

得票数に応じた面談指導・評価への反映

• 目標面談への活用・昇給評価への活用・人事審査会への活用

得票数のみを公開 （だれが投票したかは秘匿する仕組み）

⑦ 個人情報の機密性確保と利用者アクセス権限

極めて機密性の高い情報の保護

• 社員を５つのアクセス権限に分類
  Ａ：役員理事クラス、Ｂ：事業部長クラス、Ｃ：ライン部長クラス、Ｄ：マネージャクラス、Ｅ：一般社員（契約社員を含む）
  分類に応じた権限を付与し、アクセス可能な情報をコントロールする

降格者・役職離任・雇用延長者への配慮

• 過去の情報については、過去の属性を情報内に保持し、利用者の属性と較べて情報公開をコントロールする。

アクセスログの取得

• すべての画面操作に応じて、アクセスログを取得する。これにより、不正アクセスへのけん制、事後調査が可能